「こんばんは」という挨拶は「こんばんは」が正しい。
けれども、時と場合によっては「こんばんわ」を使う。
次のシーンを想像して欲しい。
雪子は玄関で言った。
「こんばんは」
次郎は玄関で言った。
「こんばんわ」
どちらも同じシーンである。
ところが登場人物をどんな風に想像しただろうか。
小生の場合はこんな風に思い描く。
雪子は優等生タイプでハキハキとした声で「こんばんは」と言っている。
一方次郎は少しルーズな服装でちょっとだらしなく低い声で「こんばんわー」と言っている姿を思い浮かべるのである。
日本語を上手に使うことは風流にもつながるというものである。
ところが、「こんばんわ」は違うと頭から否定したり、見下したりする連中も結構多い。最近はやりのQ&Aのページを見てもそんな意見が多い。
つまらない連中である。
同様に「じ」と「ぢ」の使い分けも結構面白い。
「じいさん」と書くより「ぢいさん」と書いた方が
あきらかに別の爺さんが登場するのである。
またこんなものもある。
オレンジとクリームに塗り分けられたキハ07型のディーゼルカーがカラカラと走っていった。
オレンヂとクリームに塗り分けられたキハ07型のヂーゼルカーがカラカラと走っていった。




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